~ジャスティンSIDE~
こんな日に限って留学生の会は抜けられない。
あの時、
由香が倒れた時
俺は一人、職員室で担任と話をしていた。
そこからは校庭がよく見えた。
’由香・・・・’
ずっと由香を目で追っていた。
そんな時、一瞬俺の視界から消えた由香。
倒れたと理解したのは宮本が抱き抱えた時。
さっと由香を抱き上げる宮本は
誰よりもかっこよく
誰よりも早かった。
見舞いにいきたかったけど
狭い保健室に行っても悪いから
英語の授業はサボらずに出た。
由香ごめん。
よく小さい頃は守ってくれたのに
俺は今だにその恩返しも出来てない。
少し早めに会を抜けて帰るから
元気な顔をみせて。

