「ジャ・ジャスティン、
外に何か食べに行く?」
何か言わなきゃと思い
声がかすれながらも
聞いてみる。
はっとしたように
シャツの裾を離す
ジャスティンの声も
かすれていた。
「何か作って上げる。
由香は何が食べたい?」
ジャスティンが食べたい物でいいよ。
って言おうと思ったのに
ジャスティンが食べたい・・・
だけしか口をついて来なかった。
誰もいない
二人だけ
今がチャンス
遠くに行ってしまう
そんなキーワードで
検索したら
今の感情に
ヒットしてしまった。
差し込んでくる
夕日のせいで
二人の顔は赤かったけれど
赤い顔は
夕日のせいだけではなかったはず。
今度はアイツの手によって
下ろした
Tシャツの裾が
めくりあがった。

