このバスタオルだ!
飛びつけない理由は
このバスタオルにある。
ここでジャスティンに
’チョー嬉しい~!!’
なんて言って飛びついたら
小さめでヨレヨレの
バスタオルは間違いなく下に落ちる。
それと共に私の貧弱な裸体が
露出してしまう。
それだけは避けなければ・・・・。
「一人で百面相してないで
着替えてきたら?」
笑いを堪えているアイツ。
分かってるのに
先に言われると
もっと恥ずかしい。
脱衣所に行って急いで着替えた。
その肩越しに
ゲラゲラ笑っているアイツが
「オレはそのままでもいいんだけどね」
って言ってる。
変な汗が出てきたから
Tシャツが背中で丸まって
上手く着れないよ。
一人フガフガして
時間がかかっている私の所へ
ジャスティンが様子を見に来た。
だまって私の背中で
たごまっている
Tシャツを下ろしてくれた。
ふー
一息ついた心地で後ろを
振り返ると
まだ裾を握っているアイツがいた。

