ジャステインの実力を
知っていたコーチは
「ムラタが言ってくるまで
待っていた」
大人って
待つ事が出来るから
見守る事が出来るから
大人なんだね。
私からもお礼が言いたいの。
コーチ、待っててくれて
ありがとう。
今日から通訳 兼 選手。
バスケ男子達も始めは
ザワザワしたものの
アイツの実力を認めざる得なかったみたい。
何だか私は胸騒ぎ・・・
またモテちゃうじゃん!!!!!
アイツが自信を取り戻すほど
私は自信が無くなり
嫉妬の鬼になり
いじけ虫になる。
いやだ・・こんな私。
「由香、何一人で百面相やってるの?
遠くからでもよーく見えたよ」
ミコが私の思いも知らずに
ゲラゲラ笑ってる。
「・・・・だって・・・」
「気持ちを伝えるって
大事な事だって
教えてくれたのは由香だよ」
余裕の笑顔のミコ。
「まぁ、あんたの場合
顔の表情見てると
全部解っちゃうんだけどね」
がははははは
「ジャスティンは
そんな奴じゃないよ。
由香がよーく知ってるでしょ」
「・・うん!!」
自信が無くなると
そんな事も忘れちゃうんだね。

