コーチがみんなを見回す。


「知ってる者もいると思うが
明日からアメリカ姉妹校の
バスケチームが来日する。
州選抜にも選ばれた選手もいるから
この際自分達の実力を
知るためにもいい機会だ」

そのチームってジャスティンがいたチーム?

「お前達は 力も
チームワークもある。
見せ付けてやれ!!」

コーチがみんなに気合を入れる。

はいっ!!

みんな力が入る

心が1つになる

その瞬間が

私は大好き。



どんなチームが来るか楽しみ。


「通訳は留学生の会に
ジャスティン・ムラタに頼んである」


えへっへ
ジャスティンと少し長くいられる・・・。


大変だけどうれしいな!!

ニヤニヤしてたら
ミコが傍にきていた。


「何一人で笑ってるのよ、
気持ちわるっ!」


「ええっそ・そう?
ミコ、何か話しがあるんじゃないの?」

「・・う、うん・・・・・」


何だか言いにくそうだね、ミコ。


「私ね・・ヒロ君に・・・・
もとめられちゃった・・・」

ええーーー
この間までキスがどうのこうのって・・・。


ミコどーすんの?!