久しぶりの国際電話。
ジャスティンが
柄にも無く

「OH MY GOD!!!]

の連発。


電話を切った後
みょうに疲れ切ってる。

「おかあさん、本当にいいの?」

アイツがおかあさんに何度も
確認している。

何があったの?


「どうしたの?」

疲れ切ったアイツに聞いてみる。


「エミリー・・・」


フー、ってため息ついてるジャン!


「エミリーがここに来るって・・」


エミリーってジャスティンの妹でしょ。

いいじゃん、来たって。


「本当?楽しくなりそう。
遼より1こ下の14歳だよね」


遼もエミリーもアメリカで
遊んだ事があるけど
小さすぎて忘れちゃってる。


「大きくなったんだろうな・・・」


私の中のエミリーは
手のぷっくとした
こけし人形のような
女の子だった。