「あっ、君この子の友達?」


どうやら椿に話しかけにきたらしい。


「はい。そうですけど…何か?」


椿は照れながら答えている。


「あっ!急にごめんね。俺この子に用があるんだ。連れていってもいい?」


そういいながら私に指をさした。