「はい、プリント。先生が雷斗に渡すように頼まれたの。」 「ありがとう。」 俺はモエカからプリントを受け取った。 そうだ! 「モエカ、せっかく俺ん家に来たんだからお茶でもだすよ。」 王子様スマイルじゃない、俺の本当の笑顔でモエカに言った。