そうきっぱりと言いはなってからは、レイスも仕事がなかなか片づかないのか顔を出すことはなくなった。
それでも我慢しているらしい。
それを気遣って、自然とほかの者たちの来訪も減っていった。
春日は久しぶりの来客だったのだ。
「まとまった時間がなければ来ないもんな?」
再び訊ねかけるが、何故か返答がない。
「春日?」
手を離して春日の顔をのぞき込んでみて驚いた。
いつの間にか春日は小さな寝息をたてて寝入ってしまっていた。
「まあ、寝ろって言ったのはオレだしな。……いっか」
小さく笑いながら、春日の背中をぽんぽんとたたいてやる。
春日はCAPTORSにいながらレフィたちとも異なる場所にいると聞いた。
前線には出ずに元種の生態を分析・研究する部署にいるという。
以前は前線にも出ていたというのだが、なにか理由があるらしく、それが何なのかはまだ聞けずにいた。
それでも我慢しているらしい。
それを気遣って、自然とほかの者たちの来訪も減っていった。
春日は久しぶりの来客だったのだ。
「まとまった時間がなければ来ないもんな?」
再び訊ねかけるが、何故か返答がない。
「春日?」
手を離して春日の顔をのぞき込んでみて驚いた。
いつの間にか春日は小さな寝息をたてて寝入ってしまっていた。
「まあ、寝ろって言ったのはオレだしな。……いっか」
小さく笑いながら、春日の背中をぽんぽんとたたいてやる。
春日はCAPTORSにいながらレフィたちとも異なる場所にいると聞いた。
前線には出ずに元種の生態を分析・研究する部署にいるという。
以前は前線にも出ていたというのだが、なにか理由があるらしく、それが何なのかはまだ聞けずにいた。


