私は重い体を起こし、フラフラとした足取りでリビングに向かった。
平日という事で私以外の家族は皆出払っている。
当然の事ながら家の中は静かだった。
聞こえるのは廊下を歩くペタ、ペタ、という足音だけ。
リビングに着くと、テーブルの上にある食パンが目についた。
今日の朝は食パン、か。
私はトイレなど一通り済ませると、食パンが数枚入った袋と飲み物を持って再び二階にある自室に戻った。
そしてイスに座り、目の前にあるパソコンを起動させる。
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