「俺、ここまで女に思われたのって・・・初めてかも」
「え?」
「・・・俺なんかを、なんでそこまで好きになってくれるかな・・・」
「私もわかんない。でも・・・惹かれるの・・・どうしても・・・」
優しく微笑んで、私のオデコにちゅっとキスをくれる。
わあああぁぁぁ。
照れる。
恥ずかしい。
ドキドキする。
「怖がらせて、ごめんな」
矢崎さん。
横に首を振ると、ギュッと抱きしめてくれた。
「・・・でも、俺と付き合ってもいいことねーぞ?」
「え?なんで?」
「あんまり会えねーし」
「うん。それはわかってる」
「俺、おっさんだし」
「ええ・・・そんなことないよ・・・カッコいいもん」
「・・・昔の女なんて・・・数え切れねーほどいるし・・・」
「・・・うっ・・・ま、負けないもん」
「ははっ・・・そっか」
「うん。矢崎さんなら、なんでもいいよ」
「はぁ・・・ヤベ」
「うん?」
「可愛いこと言ってると、襲うよ?」
「ええっ」
「ぷっ・・・なんてな」
そっと私を離して
「ゆっくり、進んで行こうな」
にっこり微笑んでくれた顔にメロメロで。
「は、はい。お願いします」
し、心臓もつかな・・・。
いつでも矢崎さんは大人で。
・・・やっぱり子供扱いかぁ。
子供だけど。
でも、いつか、メロメロにさせてやるんだからっ。



