この爽やか君だって、学校帰りに話しかけて催眠で落とした。 さてと、爽やか君が意識を取り戻す前に消えますか。 そんなことを考えていた時だった。 「綾瀬さん? なにしてるの?」 と、やや暗くなりかけた路地の中で声をかけられた。