哀・らぶ・優

3か月記念日。
私は特に期待なんてしていなかったけれど、
仕事の後にデートをしようと誘ってきたのはあいつからだった。
私はその日は休みだったから、一応それなりっぽく、化粧も洋服も頑張ってみた。

待ち合わせには少し早いけどそろそろ出ようかな、と思っていた時に携帯が鳴った。

『悪い、仕事が片付かなくて会えそうにない。』

あいつは申し訳なさそうにそう言った。

「分かった。」

仕事じゃ仕方ないよ、そう言って電話を切って、
じゃぁ今日はお菓子を買いこんでDVDでも見ようとおもいコンビニに出かけた。

そしたら、女と一緒にいるあいつと鉢合わせた。