*君を愛する理由*

その2日後の月曜日。

教室

いつものように騒がしい教室。



私たちはなんの他愛もない話をしていた。




翔「ねぇ、一昨日あった裕也のことどう思った?」



空「えっ!?何よ…急に」



翔「や、別に…だけど」



翔の表情は一瞬にして変わり、次にこう続けた。




翔「あんまり本気にならない方がいいぞ。」



それだけ言うと翔はまた普段の表情に戻り、



翔「それだけ!!終わり!!」


話を終わらせてしまった。


私は、翔の言った言葉の意味が良く分からず、一時間目からモヤモヤした気分で授業を受けた。