あたしの気持ち

第4走者目までは、トップだった。

でも、第4走者がバトンパスを
ミスってバトンを落としてしまった。

そこであたしたちのブロックは、
6人中、5位になってしまった。

でも、4走者の人はがんばって、
3位までは上がった。


第5走者目は、ついにアンカー。

あなたは、綺麗にバトンを受け取ると
すぐに2位まで順位を上げた。

そして残り4分の1というところで
1位の人に追いついて、
ゴールの直前で追い抜いた。


時が止まったみたいだった。

かっこよくて、かっこよくて
やばかった。


好き。大好き。

これ以上ないくらいにそう思った