君=月&海 〜貴方はそんな人でした〜

家から学校まで歩いて10分ぐらい。



「着いた……の?汚すぎない?」



宇美の目の前には
ビールの空き缶やら、煙草の吸い殻やらが大量に転がっている。


「…ここ、高校だよね?」


と呟きながらも校舎に入って行った。