もうこの夜景を見る生徒は何処にもいない。 きっと皆、売店に行っている。 私は行く気になれなかった。 「あー、もう…」 柵に寄りかかり、頭を抱える。 頭の中がぐちゃぐちゃ。 わかんない。 なにもわかんない。 ♪♪♪♪♪♪ 「ん、」 音楽が鳴り、片手で携帯を取り出す。 着信のようで画面を見てみると。 [着信:寿] ため息を着いて、通話ボタンを親指で押す。 そしてゆっくりと携帯を耳に当てた。 「もし『もしもし?!ゆいさん?!』 .