「せやね、」 頷き、一応持ってきたマフラーを首に巻く。 顎を埋めてポケットに手を突っ込んだ。 雲一つない空には無数の星達。 私達の地元なんて比べものにならない。 きっと今、私の背中には。 「なぁ悠介」 「ん?」 見えない特攻服と、見えない白虎の文字が浮かんでいる。 「"ghost"総長の地位を寿に託したって本間?」 『悠介は前"ghost"総長やで』 修学旅行前に寿から聞いた言葉。 それが何故か、聞こえた気がした。 .