白虎連合Ⅲ







「そりゃお前、妹に変な噂流れてたら嫌やろが」






目を逸らし、寿は服を再び着てソファーに座る。

私はただ、頭が混乱したままで。






寿は私を裏切ったって。

ずっと、ずっと思ってた。






けど本当は私を心配していて、悠介に頼んで噂の真実を知ろうとしていた。

そして噂は嘘で、凄く喜んでくれて。








「…寿」


「なんや」


「ちょっと寿の事好きなった」







どうして私が地元の人に恐れられているとか。

どうして変な噂が流れたとか。






その真実は言えないけど。








「あかんって、双子で血繋がってるねんから恋愛なんてっ」


「アホちゃうか」








寿は、








最高の兄。










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