これから先、何があるのかわからない。 本当は何も起こって欲しくないけど。 「約束っすよっ」 「うん」 龍の泣く姿なんて見たくない。 苦しむ姿なんて見たくない。 でも、運命は変えられなくて。 平和が続かないのを、私達は後に気付かされる。 そして、 「英寿」 「あ?」 「目つき悪い」 「ほっとけ」 笑う私達をミラー越しに睨む英寿くんにも気付かなかった。 龍はただそれに気付いて、妖しい笑みで英寿くんを見ていたけど。 崩れる音は、聞こえない。 .