白虎連合Ⅲ







「あれ?ゆいさん機嫌直りました?」


「ちょっとスッキリしたからね」


「なんやゆい、そんなにトイレできばったんかー?」


「寿死ね」






後ろで紫織はニコニコと笑っている。

目が合い、笑い合って。




きっと私には今、昔の面影はないと思う。

それがとても嬉しい。







「ゆいさんっ、夏祭りと花火行きましょうね!!!」


「うん」


「何それ龍くん、デートのお誘いかなー?」


「ち、違いますよ!!!」






龍ごめん。

龍の気持ち知っちゃった。



でも今はまだ、うちの気持ちがはっきりしてないから。

もう少しこのままでいさせて。






「龍」


「はいっ」


「りんご飴食べたいな」


「俺が奢りますよ!!!」







龍の仮面は壊せない。

でも見せたくないのなら、






私は見ない。








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