白虎連合Ⅲ






恋なんて今までしたことがない。

気になる人も今まで居たこともない。



まさかその相手が龍だなんて。







「出会った頃はさ、うちと一緒ぐらいの身長やってん」


「うん」


「声も今より少し高かったし」


「うん」


「でもいつの間にかうちより身長高くなったし、声も低くなって」


「二人共ー、車戻んぞー」





私の声と寿の声が被る。

視線を変えれば男群も外に出ていて。



龍と目が合った。




立ち上がり、皆の元へと足を進めて。






「続きは?」


「えっちしようとする男にまで成長してムカついただけ!!!」


「あははっ」






真夏の空の下、紫織の笑い声が響く。

それを見て、私も軽く微笑んだ。






皆、こうやって少しずつ大人になっていくんかな。






でもえっちしようとすんのは許せん!!!








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