血の気があるのは、いい事だと思う。
けど、相手を間違えたら意味がない。
「辻なー、アイツ元気にしとんの?」
「はぁ?!なに呼び捨てしてんねん!!!」
「だって、なぁ?」
「あぁ」
「もうええわ!!!おい女連れてくぞ!!!」
「ん?」
男のその声に、私と紫織は頭を傾げる。
すると男の一人が私達の元に歩いてきて。
え?うちら?
てかなんでそうなんの?
いまいち意味が分からず、男と目が合って。
私に向かって手を伸ばしてきた。
「おい」
「ああ?」
面倒臭いけど。
仕方ないか。
「その女には触れん方がいいと思うで」
.

