出発から約三時間。

何回か休憩し、朝ご飯を食べた。



そして、







「着いたでー」


「あれ?先に旅館っすか?」


「当たり前やアホ、荷物置かなあかんやろ」






私達が泊まる旅館に到着。



大きすぎる事もなく、小さすぎることもない旅館で。

でも、めちゃめちゃ綺麗。

なる程、ここでお金を使ったわけやね。




ちなみに旅館の幹事は雄大くんなので、全部一人で決めたらしい。







「部屋は四つ取ったから、好きに使えよー」


「はーい」


「んで今から海行くから着替え開始!!!」


「ういっす!!!」


「紫織、着替えよ」


「うんっ」






男群から別れて、紫織と手を繋ぎながら一つの部屋に入る。

そして荷物を置いて水着を取り出した。




うわー。




なんか本間にテンション上がってきた。








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