白虎連合Ⅲ








「ふぅー」






マンション近くの駅に向かう事、約二十分。

電車から下りて、トコトコとマンションに向かって歩き出した。




夜なのもあってか、やっぱりこの辺もヤンキーが多い。

それに、







「あーゆいさんっ、お久しぶりです」


「夏美、」


「今から集会なんですか?」


「違う違う、雄大くんの誕生日祝い」






そう、この辺は朱雀の担当地域。

っていうか縄張り。

白虎にはもう、縄張りとかないけれど。




偶然会った夏美はバイクに跨り、ピンクの特攻服を靡かせていて。

金髪に、これまたピンクのメッシュが揺れていた。






「こないだ和泉さんの機嫌直りました?」


「あぁー、大丈夫」


「あたしめっちゃビビりましたよ、あの時」


「うちもビビってたって」


「キレたらやっぱり怖いですね、ゆいさんもですけど」


「いやいや、」






そういえば絵里事件の時に、英寿くんにキレられた所真横で見ててんやっけな。




まぁそんな夏美もキレたらヤバいけど、ね。






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