白虎連合Ⅲ







にっこりと微笑む天海尚輝は手を差し伸べる。

私はただ、その手を見つめて。






「握手、」


「はい?」


「ほら手貸して」


「わ…!!!」







半ば強制に手を持たれ。

気が付けば私と彼の手は組まれていた。



てかなんで握手?

やっぱりこの人よく分からん。






「俺な、最近引っ越してきたばっかりやねんか」


「はぁ、」


「やし、友達おらんから友達なってな?」


「はい?」


「ありがとっ、これからもよろしく」


「え?」


「俺の事は尚輝って呼んで、俺もゆいって呼ぶし」






繋がったままの手はブンブン振られて、勢いの余り私の体も揺れる。



尚輝?くんって。

人の話聞かへんタイプですか?









「あーゆいさんっ、ここに居たんすか?」







.