木刀を捨て、拳を強く握る。 そして絵里の胸倉を掴んだ。 うちかて、したくないよこんな事。 仮にも昔親友やった絵里にこんな事。 拳が震える。 絵里が涙する。 でも私はそんな絵里の、 「っ、!!!!」 頬に拳を食い込ませた。 「こんなこと…させんなや!!!」 今の一発は紫織や隊員の分。 私の分は、無い。 だから力いっぱい殴った。 「ごめ…、ゆいごめんっ…」 「もううちの前に現れんといて」 「ゆい、」 「うちともう関わろうとしんといて!!!」 私と絵里はもう。 今の瞬間から他人。 .