に、してもその偽物ギャルはなんでうちの名前使ってるんやろ。

他にも有名な女の子もおるはずやのに。



やっぱりうちを潰したいから?

しかもうちもギャルやのに、更にすごいギャルらしいし。



うーん。








「おっしゃ、だいぶ乾いたでー」


「ゆい髪の毛凄いことなってるっ!!!」


「ささ、俺の体温が残ったこの服に着替えっ」


「なんか一人だけ意味わからん事言ってるんやけど」






着ていた上のジャージを渡してくる寿を睨みつけて。



やっぱり悠介がわからん。

こんな変態の何処がいいんかね、全く。






窓から入る光が段々明るくなる。

星は消え、代わりに太陽が顔を出して。







「そろそろ帰ろっかー」


「せやね、」


「ゆいさん送りますよ!!!」


「いや、バイクあるし…」


「……………」


「送って貰おっかな」


「はいっ!!!」






今日は色々ありすぎて疲れたし。



早く寝たいっす。








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