龍の金髪の髪が靡く。
鋭い瞳が見下してくる。
私は、こんな龍を初めて見た。
「確かに英寿さんは凄いで?でもあんたも負けてもないし劣ってないやん」
「……………」
「そんなあんたやから英寿さんは白虎を任したんやろ?」
「……けど、」
「いつまでも弱音吐いてんちゃうぞ!!!!!」
罵倒され、胸倉を掴まれる。
その衝撃でさらに水しぶきを浴びて。
「俺らがなんで何もしなかったか分かりますか」
「え?」
「ゆいさんが俺らを頼ろうとしなかったからっすよ」
鋭い瞳は切ない瞳に変わる。
それが妙に苦しい。
龍は一体どういう気持ちやった?
どういう思いで傍にいてくれた?
「白虎はあんた一人じゃないやろ」
「龍、」
「俺かて雄大さんに副総長任されてんねん」
「……………」
「たまには、頼って下さいよ」
何も言わない私を。
どう思ってた?
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