白虎連合Ⅲ







龍の金髪の髪が靡く。

鋭い瞳が見下してくる。



私は、こんな龍を初めて見た。







「確かに英寿さんは凄いで?でもあんたも負けてもないし劣ってないやん」


「……………」


「そんなあんたやから英寿さんは白虎を任したんやろ?」


「……けど、」


「いつまでも弱音吐いてんちゃうぞ!!!!!」






罵倒され、胸倉を掴まれる。

その衝撃でさらに水しぶきを浴びて。







「俺らがなんで何もしなかったか分かりますか」


「え?」


「ゆいさんが俺らを頼ろうとしなかったからっすよ」






鋭い瞳は切ない瞳に変わる。

それが妙に苦しい。




龍は一体どういう気持ちやった?

どういう思いで傍にいてくれた?








「白虎はあんた一人じゃないやろ」


「龍、」


「俺かて雄大さんに副総長任されてんねん」


「……………」


「たまには、頼って下さいよ」







何も言わない私を。





どう思ってた?








.