白虎連合Ⅲ






ふと頭上から声を聞こえる。

ゆっくりと目を開けるとそこには紫織がいて。



優しい笑みが私を見つめる。







「紫織、」


「倉庫行ったらゆいおらんかったから」


「蓮は?」


「倉庫にいるで」


「え?」


「一人で来ちゃった」







ほら、と指差す方向を見ると原付が置いてあって。

視線を紫織に戻すと、コンビニで何かを買ってきたのかガサガサと中を見ていた。






「あたしはゆいみたいにバイク運転出来ひんからさ、」


「……………」


「白虎の人が原付貸してくれて、乗ってきたわけ」


「そっ、か」






体を起こして、手渡されたジュースにストローを刺す。

紫織も同じようにジュースを飲んで。




急いできたのか、綺麗に巻かれていた髪はくしゃくしゃ。

制服だって少し乱れているし。





心配、させちゃった。











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