「はぁー…」 溜め息を零しながらバイクを止める。 目の前には小さな川。 街頭は少なく、殆ど真っ暗。 でも、月の光でキラキラと水面が光っていて。 「……………」 バイクから降りて草の上に座り込む。 小さな自然のこの場所は、とても静か。 喧嘩も、バイクの音も聞こえない。 心が落ち着いてくる。 「白虎連合、か」 呟いた声は川の流れる音に消えていく。 それもまた、滑稽。 白虎連合。 関西一最強暴走族。 その二代目総長が私。 初代は和泉英寿。 膝を抱え、顔を埋めた。 .