流石に学校を出る時間が早かったので、下校する生徒はいない。 電車に乗って、一つの場所を目指した。 「……………」 目的地に着いて、溜め息を漏らしながら鞄を持ち変える。 そして一歩、足を踏み入れた。 関西一不良高。 山城高校。 窓ガラスは殆ど割れてるし、グラウンドの脇にはバイクだらけ。 壁なんかスプレーで描かれすぎていて。 てか学校終わってないのに入っていいんかな? ま、もう入っちゃってるしいっか。 それに今日色々あったから二人に会いたい。 「あっれー?可愛い女の子が何の用ー?」 .