夜が近いのか、街にはヤンキーがちらほら。

ナンパ待ちのギャルがまたまた座り込んでるし。





「ここの機種やっけ?」


「はいっ」






そんな中、私と龍は一つの携帯ショップへ。

時間ギリギリやからセーフかな。



ってか最近の携帯わかりません。






「どーせなら最新のにしたら?」


「ですかね?」


「せっかくやし」






二人して店内をぐるぐると回り、一つ一つ携帯を見ていく。



というか私が後ろに付いていって。

てか龍歩くの早いしっ。






「つーかゆいさんっ」


「うわっ、なに?」






と、思うと急に龍は振り返ってきて。



思わず携帯落としそうになったわ。








「携帯おそろにしません?」








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