立花香織の友と家族

「香織! 香織!」
大輝?
私は目を開く。
そこには、大輝がいた。
「香織、よかった」
「たいき……」
ここは私の部屋。
「他の人は?」
「リビングにいるよ」
「そう……」
私は大輝の顔を見た。
その時、首が目に入った。
あれ?
私、飢えてる?
「どうした?」
喉ガ渇ク。
甘イ匂イ。
血ガ欲シイ!!