メガネ★王子~秘密の俺様男~







お兄ちゃんはいきなり口に入れた飲み物を思いっきり吹き出した





「……お兄ちゃん!??汚いよ!!」




私はキッチンに行ってタオルを持ってくる




「わ……ワリィ……まさか本当に彼氏が出来たなんてな」





タオルでふく私を見てハハッと苦笑いする





「お兄ちゃんが言ったんでしょ??」




「まぁな………」





そう言って、まだ少しコホコホッと咳き込むお兄ちゃんに私はため息がでた






「………もう」





私は呆れながら、椅子に座り直した