携帯の時計を見るとまだ10分ほど時間があったのでお母さんに「今からチョッと出かけてくるケド……良いかな…!?」

ちょっと首をすくめて言ってみた。


「……ハァ〜。どうせ、愛チャンの家に行くんでしょ。やるべく遅くならないようにしなさいよ!!」


あたしは「うんっ!」っと元気よく行ってから家を出た。