『目玉焼きでもいんじゃない?』


事情を説明した後


あっけらかんと
答えた百合



「だって-クリスマスだよ?」


『いんじゃん?』


「……」


『考えてみて、あの馬鹿は、紗英が作ったものだったら、大喜びすると思うよ?』


「そうだけどぉ…」