話しを聞いた綵名は余りの嫉妬心から良からぬ事を考え思いついて…それを実行に移した…
波音と一緒にいた浬はサークルの用事が有るからと戻って行きーー
凪は知り合いに呼ばれ波音をその場に残しチョット行って来るからと言って仲間の所へ行ってしまった…
凪はまだこれが綵名が仕掛けた罠だとは気付いていなかった…
暫くすると一人の学生が近づいて来たーーー
『あの‥波音サンですか?』
『ハイ…そうですが…』
『私、浬クンに頼まれて波音サンを呼びに来ました‥』
『あのッ…まだ凪クンが戻ってなくて‥』
『それだったら心配は無いよ!凪クンはもう少し時間がかかりそうだから先に浬クンの所に行ってくれって‥終わったら行くからと…』
言われた事に納得した波音は彼女に付いていったーー
