「光くん、危ない!!」 そんな声がしてハッとした。 気づけばいつの間にやら、怪人が目の前まで迫ってきていた。 またしても考えるのに夢中になり過ぎたのだ。 ダメじゃん、私!! 避けられない。 そう感じ、迫る危機に目を閉じた時だった。 「ヒカちゃんっ!!☆」 会場に響く声と足音。 足音は信じられないような速さでこちらに近づいてきている。 この声ってもしかして……? 薄っすらと目を開けると、先程自分がしたのと同じように庇う背中が視界に入った。