私こそ光る☆君~グランプリ編~

そんな私を清龍は真顔で数秒見つめた後、首肯した。


何なんだろう、今の間は?

見つめられると、何だか恥ずかしい


心の中でブツブツと呟きながら自分のケーキを切り分け、その半分を取って清龍のお皿に乗せる。


「……ありがと」


言葉少なに礼を述べると、今度こそ清龍はケーキを食べ始めた。


何とはなしにその様子を眺めていると、


「……美味い」


と小さく独りごちる清龍の声が聞こえて、心がほっこりと温かくなった気がした。