私こそ光る☆君~グランプリ編~

「あっ、そうだ!!

差し入れ持って来たんだ~☆」


相変わらず動けずにいた私をよそに、由依は急に思い出したように言って少し離れ、紙袋の中身を机に広げ始めた。



どこに持ってたの、そんなもの?

入ってきた時にそんなの持ってたっけ?


疑問に思いつつ首を傾げて見守っていると、またもや扉が開いた。


「そんでお前が全部食うんだろ?」


皮肉な声とともに登場したのは遥。

後ろには紫水と清龍の姿もある。



「そんなことないもん!!

ヒカちゃんには分けてあげるもん!!

ハルちゃんにはあげないけど☆」


遥の言葉を全力で否定する由依。


でも、自分も食べるつもりだったんだ?

やっぱりというか……。


遥にはあげないって、わざわざ断言しなくても……。