私こそ光る☆君~グランプリ編~

「あなたが嬉しい時は共に笑い、あなたがつらい時は共に泣きたい。

あなたと共にありたい。

そう思うのはいけないことですか?」



ガタンッ……。


静かだった空間に大きな音を響かせて椅子が倒れた。



急に立ち上がったのは、彼女の言葉があまりにまっすぐ胸に届いたから。

そして……。


『いけないなんて……、そんなわけないじゃないですか。

すごく、嬉しいです……』


ゆっくり歩み寄ると、その言葉と同じように彼女のまっすぐな瞳から零れる涙を微かに震える手で拭いた。