私こそ光る☆君~グランプリ編~

「まあ、それがあんたのいいところでもあるんだけどね」


照れたように笑いながら言う由梨亜のことを、唐突に好きだなぁと思った。


誰に対しても物怖じせず、はっきりと物を言う態度。

クールなようでいて、実はとっても優しいところ。

全部好きだ。


『うぅっ、由梨亜~』


今度こそ駆け寄って抱きつこうとした。


が……?


ピトッと額に押し付けられた由梨亜の手に阻まれた。

またしても、ハグ失敗。


「はいはい、泣くのは後にして話を先にしようね~。

後でいくらでも泣いていいから」


ハグ、おあずけ……。

でも、後でいくらでも泣いていいって……。


『うん!!』


それから私は昨日の出来事を由梨亜に説明した。