私こそ光る☆君~グランプリ編~

『ダメだったって何が?』


肩にかかる腕に手を添えて、身体ごと後ろを振り向けば、ゆらゆらと揺れる瞳にぶつかった。


「さっきの……告白☆」


いつもは私の目をまっすぐ見て話してくれるのに、今日は気まずそうにうつむく。


きちんと顔を見るために振り向いたのに……。


由依の態度が気に入らなくて、ガシッと両手で由依の頭をつかみ、正面に固定した。


「わわわわっ……☆」


『それもダメ!!』


突然の私の行動に驚いた由依が慌てて視線をそらそうとするのを、言葉で静止した。


『……なんでそう思ったの?』


そわそわと落ち着きを失くした由依の、私より少しだけ高い位置にある顔を覗き込みながら促すのは、さっきの話の続き。


「だってヒカちゃん、ハルちゃんのことばっかり褒めるから。

紅白戦負けちゃったし……☆」


観念したように口を割る由依は、どうやらすねているらしい。

その表情があまりにも可愛かったから、クスリと笑って、少し意地悪をしてみることにした。