私こそ光る☆君~グランプリ編~

意外といえば遥。

予想では、もっと高飛車な告白をされると思ったんだけど……。

実際はいつもの俺様具合が鳴りを潜めた、しおらしい告白だった。


あれはいったい何だったんだろう?

あの時の遥は頬を赤らめていて、言葉も動きもぎこちなかった。

その様子はまるで照れているかのよう。


……ハッ!?

まさか……!?


そこまで考えた私はある1つの答えに行き着いて、ポンッと手を打った。



『そっか、あれは演技だったんだ』


遥のあの“照れ”の表情は演技。

そう考えればすべてに納得がいく。


告白タイムが始まる前から、すでに“役”に入り込んでいたんだ。

遥ってすごい……。

私は役作りなんて全然考えてなかった。

ほぼ素のままの自分だったのに……。