私こそ光る☆君~グランプリ編~

「おい、お前いつまで意識飛ばしてんだよ?」


『……はへっ?』


考え込んでいたところを急にど突かれて、変な声が出た。


むむむっ!?

この偉そうな声と態度は……?


『遥、いつの間に俺様モードに戻ったの?』


素朴な疑問。


そう、遥の赤らんだ頬はすっかりと熱を冷ましていた。

いや、別の意味でまた赤くなりそうだが……。


「はっ?

俺様モードってなんだよ?」


『う~ん、いつも通りっていうか、まともっていうか……。

いやいや、でもアレをまともと呼んでいいものか……』


問いかけたはずが、逆に問われて首を捻る。


これはこれで、けっこう難しい質問だよ。


「何言ってんだよ!?

俺様はいつもまともだろ!?」


怒号が響く。


その残響に重ねるようにして、


『ううん』

「違うね」

「それは違うと思うよ?☆」

「……ない」


と、4つの声が順番に発された。