私こそ光る☆君~グランプリ編~

「まあその、何だ?

色々悩んでるみてぇだけど、いつも頑張ってて健気っつーか、かか、可愛いっつーか……//」


しどろもどろになりながら話す遥の様子は真剣そのもので。

自信がないのか、震える声はだんだんと小さくなっていく。


そのひと言ひと言を聞き漏らすまいと、無意識のうちに耳を傾けていた。


「……好きだ。

好きでわりぃか、チクショウ……//」


耳まで真っ赤な顔で拗ねたようにつかれた悪態。

確かに悪態のはずなのに、“好きで好きで仕方ない”と言っているように聞こえて。


『……っ//』


私まで頬を赤く染めてしまった。


ドクドクと心臓が早鐘を打つ。

顔が燃えるように熱い。



「はい、終わり」


パンッと手を打つ音ともに声が割り込んできた。