緊張じゃないとしたら何?
耳まで真っ赤にした遥を眺めつつ、腕を組んで考える。
数秒後、ひらめいた。
『分かった!!
遥、風邪引いたんでしょ!?』
どうだ、図星か……ってあれ?
「……ありえねー」
何で顔色元に戻ってるの?
熱がこんなに早く引くってありえないよね?
ってことは風邪じゃなかったんだ。
それなら……。
また考え込み、ひらめく。
『分かった!!
遥、寒い……』
「だからちげーよ!!」
今度は最後まで言わせてもらえなかった。
そんなに怒らなくてもいいじゃん……。
「場所は綺麗な夜景が見える丘だ」
ぶっきらぼうに説明をする遥。
投げやりになっちゃったけど、それでも、遥のどもりと奇怪な動きは治ったから良かったのかな?
にしても……遥って意外にロマンチストなんだ?
「始めるぞ」
『うん』
遥の告白が始まった。

