どのくらいの間、そうしていただろうか?
観察し続けるのにも疲れ、ならばこちらからと軽く握りこぶし力を入れ、鼻で息を吸って口を開きかけた時だった。
「入っちゃダメって言ったのに……」
まるで私がそうするのを待っていたというようなタイミングで、言葉を紡ぎだした紫水。
そんな……!!
困惑する私の方へ腕が伸びてきて、手を掴まれる。
「イケナイ子だね……」
クルリと身体の向きを変え、為す術も無いまま膝の上に落とされた。
一瞬、本当に一瞬に思える出来事だった。
肩と腰に添えられた手。
それほど強い力が込められているわけでもないのに、動けなかった。
か、かかか……絡みつかれた!?//
巻きつく腕と、自分のものでない髪が頬をくすぐる感触に赤面する。
しかし、ここで手を緩める紫水ではない。
観察し続けるのにも疲れ、ならばこちらからと軽く握りこぶし力を入れ、鼻で息を吸って口を開きかけた時だった。
「入っちゃダメって言ったのに……」
まるで私がそうするのを待っていたというようなタイミングで、言葉を紡ぎだした紫水。
そんな……!!
困惑する私の方へ腕が伸びてきて、手を掴まれる。
「イケナイ子だね……」
クルリと身体の向きを変え、為す術も無いまま膝の上に落とされた。
一瞬、本当に一瞬に思える出来事だった。
肩と腰に添えられた手。
それほど強い力が込められているわけでもないのに、動けなかった。
か、かかか……絡みつかれた!?//
巻きつく腕と、自分のものでない髪が頬をくすぐる感触に赤面する。
しかし、ここで手を緩める紫水ではない。

