私こそ光る☆君~グランプリ編~




シーーン。


気まずい沈黙。

こちらに手を差し出し、頭を垂れる由依を見つめること数秒。


私は激しく動揺していた。


えっえっえ~!?

何で終わらないの!?

私、返事しなくちゃいけないんだったっけ?

どうしよう!?

セリフ全然考えてなかったんだけど!?


背中は冷や汗びっしょり。

それでも何とか、“どうしよう!?”と叫びながら走り回ったり、この場から逃げ出したりしたい衝動を抑えていた。




「はい、終~了」


永遠に続くとも思われた沈黙の時は、唐突に終わりを告げた。

そう、何の脈絡もなく。


『何だったの、さっきの間は!?』


ただ見物してるそっちは別段困りもしないだろうが、こっちは冷や汗ダラダラで大変だったんだぞと、紫水に詰め寄る。